換算75mmの世界が好き
APS-C機での50mm。
フルサイズに換算するとだいたい75mmくらい。
ポートレートに良いって言われるくらいの画角です。
元々僕はずっとSIGMAの17-50mm f2.8のズームレンズを使っていました(今でもメインで使ってます)。
SIGMA 17-50mm F2.8 EX DC OS HSM / SIGMA 17-50mm F2.8 EX DC HSM - 株式会社シグマ
こいつ。
フルサイズ換算だと24-75mmくらいで大三元?の真ん中に位置すると思われるスペックです。
2万円台で買える圧倒的コストパフォーマンスととりあえずなんでもよく写せる性能を両立したコスパ性能比最強レンズ。
ちょっと大きくて重いですが、それでも使おうと思えるくらいの超絶便利レンズです。
単焦点は何を買えばいいのかわかってなかったので本当にこれ一本。
レンズ交換式カメラの存在意義とは一体…となるのですが金も無ければどのレンズが自分に合うのかもわかってなかったので次の一歩に踏み出せずにいました。
んで、そんな状況でズームレンズ一本で暫く写真を撮っていると自分がどれくらいの焦点距離での撮影をする傾向にあるのかがわかります。
僕の場合は自分が気に入った写真はだいたい50mm付近で撮影をしていました。
友達とかとでかけたりーとか景色の全景を撮りたいーって時以外はだいたいそんな感じ。
そんなこんなで僕は50mmの単焦点が欲しいなーと思ったわけです。
50mm付近というのは各社撒き餌レンズを用意しているようで、PENTAXも例に漏れず50mmレンズを出していたわけです。
こいつ。
sigmaの17-50と比べると軽い!小さい!というのがとてもよくわかります。
しかも安い。14000円とかそれくらい。
しかもf値も17-50のf2.8より小さいf1.8。
こりゃいいと思い散々検討した挙句購入しました。
んで自分のK-3に付けてその軽さと小ささ、そしてうるささにびっくり。
いやうるさいのは別にいいんですけど。
小さいレンズというのはそれだけで持って歩いて行こうというモチベーションをあげてくれる効果があると思います。
ちょっとお散歩するときやちょっと用事があって外に出る時にバッグの中にカメラごとぽんと入れておける。
とても良い。
話は変わって。
フルサイズ機における50mm、APS-C機における35mmってのは人が自然に物を見る時の感じに近いらしいです。
じゃあフルサイズ機における75mm、APS-C機における50mmってのは一体どうなのよって言うと、
個人的には何か一つの物を集中して見ようとしているときの感じなのかなぁって思います。
何かものをじーっと見る感じ。
だからカメラで撮る時も余計な情報がギリギリ入ってくるか入ってこないかの情報量になることが多い気がします。
どこでどういうシチュエーションなのかはわかるけど主役を押しのけるようなものは入ってこない、みたいな?
75mmくらいの焦点距離のレンズがポートレート用のレンズとして扱われているのはそう考えると納得できますねーって感じです。
ポートレートって周りの空間をある程度取り込みつつ対象をしっかり表現するものな気がしますし。
(これはポートレートではない気がする)
まぁつまりこの焦点距離は一つの対象に絞って写真を撮りたい!って時にはとてもちょうど良いんだろうな、と思います。
そういう写真をよく撮る人は是非使ってみてほしいなー、なんて思うわけです。
スマートフォンによくある換算30mmくらいで中途半端に広く、全くボケてない、みたいなのとは全然違うモノがみえてくるんじゃないかなー、とかとか。
是非一度触れてみて欲しい世界です。
あ、ちなみに僕は今は30mm前後くらいのレンズがとても欲しいです。
FA28mmとかFA31mmとか。
お値段的に現実的なのはDA35mmf2.4とかちょっと頑張って2.8macroとかですかね。
いずれはFA31mmも買いたいところ。
FA77mmと並んでPENTAXの至宝なんて呼ばれるその性能、是非是非自分の手で試してみたいものです。
んで、いずれはK-1とかのフルサイズ機でも…なんていくらお金があっても足りませんね、これ。
どっかに100万円くらい転がってませんかね。
とまぁそんなかんじでいつも通り山もオチもない雑記でしたとさ。